日本人と信仰
宗教は信じないという人が日本人全体の七割にもなるのだとか
http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe6100/koumoku/20080530.htm
オウムのおかげで日本人の宗教に対する見方はというのは変わってしまったと思います。
それに対して既成宗教は「人生お金ではない、心だ」というスタンスで対抗する程度だったのではないでしょうか
日本社会の歪み具合、錯綜のスピードは
もう「ハートで生きる」なんてレベルでないような気もします。
そして宗教者が人間の心に向き合っていないのも原因ではないでしょうか
悩んで教会の門をたたく人に「俺は忙しいんだ。そんなキチガイ追っ払え」とぷりぷり怒っていた神父
同情した挙句自分で抱え込んでしまい相手の精神疾患をさらに悪化させてしまったクリスチャン
慈善事業という目に見える働きなら得意だけど
精神、魂、哲学、救済という心の世界にはちんぷんかんぷんなシスター
あるいは「感謝」「お恵み」を連発して
鳥居みゆき並の妄想夢芝居に入っている方…
新興宗教は怪しいし、けどこのストレス社会心の安らぎがほしい
という思いに応えたのが「スピリチュアル」なのかもしれませんね。
