児童虐待が及ぼす影?

elenapanda552010-11-03

親族のそのまた親類で
高校生のお嬢さんが妊娠して
大騒ぎになっているらしい…。

もう堕ろすには
遅すぎる時期になっていて
学校を退学して産むらしいのだが…

その一族では
頭のいい子として自慢で
地域では有名な国立大学の
付属校までいっていたらしい。

まあねえ
テレビドラマでは
10代の母みたいに
周りの反対を押し切って
出産してハッピーエンドで終わりだけど

子供は出産して終わりじゃないよ
闘いはそれから。

全部が全部そうではない
というのを一番に強調して
書きたいのだけど

10代の妊娠で
児童虐待につながるケースをたくさん見てきたので
一応社会福祉主事の資格を持つあたいとしては
なんだか複雑な気分である。

同級生は遊びまわっているのに
自分だけ
赤ちゃんのミルク作って
ギャーギャーないたら抱っこして
時にはうんちやおしっこあるいは
もどしたミルクの世話をして
夜中も起こされて
なんて生活を
24時間365日していたら
やっぱりたいていの女の子は行き詰まるだろうな。

それに対して彼女らのパパたちは
同じ年代ぐらいの男の子たちが大半だから
稼げない・職が安定しない・父親の自覚ない
というプー太郎かチャラ男くんが多く
妊娠発覚後同棲か入籍しても
夫婦として続く確率がどうしても低くなってしまう…

妊娠→同棲か入籍→破局→シングルマザー
となった彼女たちが次に行きつくのは
残念ながら「新しい男探し」となってしまう

それが一番児童虐待として陰惨な結末を迎える
「継父からの虐待」「それを見て見ぬふりをする実母」
というパターンになってしまうだろうな…
もちろんその前にも
精神的に未熟な若い両親の虐待の危険性に
子供たちがさらされるリスクは高いのだけど。

統計を取ったことはないのだけど
10代の母のお母さんたちはこれまだ若年世代で子供を産んでおり
(30代でおばあちゃんとか二代続けて子連れで成人式なんて
ケースをあたしも知っている)
連鎖的に若い母親が続く傾向が強い。

これはひっくり返してみると
若くして結婚したがる傾向を
両親からの愛情不足からの反動と分析している人もいた
(実際に母親からの虐待から逃げ出すために
町をうろついて男と遊んで未婚の母となった高校生もいたし)

若い未婚の母と晩婚化で30過ぎて子供を産む女性の増加
この二極化があと数年後に教育現場に
どのような現象を生み出すのだろうか