児童虐待が及ぼす影?

眠いけど最後まで見てしまった
「ストロベリーナイト」

ミステリーだけあって結構怖かった
でも印象に残ったのが
最後の方の谷村美月の役だなあ…

児童福祉の仕事をしていた時
性的虐待のケースに関わることも多く
その時の重〜い気持ちがよみがえってきた

彼女たちが抱える闇は
カウンセリングや精神療法などで
簡単に治るものではなくて
大半の子が精神的に問題を抱えてしまう…

そして彼女たちは自分を責めながら
自分自身を傷つけて生きて行くのだ。

単なる肉体的暴力やネグレクト以上に
幼い子供たちに性的暴行を加えるというのは
はっきりいって人格破壊であり精神的な殺人といっていい

しかしこの憎むべき卑劣な犯罪が
どうして厳罰化されないのだろう

ロリータとかベトフィルみたいな
甘っちょろい表現で許容されてしまうのだろう？

幼児性愛者たちが何食わぬ顔をして
普通の社会生活をしているのに
場合によっては
教師などの子供に関わる仕事をしている人もいるというのに。

哀しいながら
人格をズタズタにされた被害者の子供たちは
社会や他の人間関係と適応できずに
苦しんでいるケースが多い。

ぜひ社会や行政・立法もこの憎むべき犯罪に対して
裁きの手を断固として下してくれないものだろうか…

現実的にも
このような被害者が増えることは
社会に貢献できる人材を
一人二人を失っていることになる

多くの被害者が精神疾患を抱え
場合によっては生計を立てることができずに
生活保護や精神障害者の公的扶助を受ける
ケースも私は何人かみてきた。
施政者には社会保障における
ダメージだって考えてほしいのだ。

子供に対する犯罪は
私たちの未来をも傷つけていることに
多くの人が気づいてほしい