自国以外で生きるということ

エビ様の事件で
一躍有名になってしまった

残留日本人の二世・三世たちによる暴走族グループ。

あぁやっぱりこういう人たちって
出てきてしまうんだなあ…という思いがした。

あたいの学校の学区では
都営住宅があって
なかには低所得者向けの条件で
入所したのであろう…という
家庭の子女も何人かはいた…

その中に
中国残留日本人を両親に持つ男の子がいて
途中から転校してきたのだけど

彼は日本名で通さなかったし
さらに思春期という
不安定な男の子たちに囲まれて
異質なものと映っていたのだろう。
すごいいじめのターゲットとなった。

一年の頃には純朴な男の子だったのだけど
卒業するころには
立派な不良となっていた

あたしはクラスが違っていたので
その後の結末を知らないのだけど
たぶん高校にもいかなかったのだと思う。

あたいのいた学区は
同じ団地でも分譲と都民住宅
さらに新興住宅街と昔からの農家が
混在する地域であった。

もしこれが
いちょう団地や保見団地みたいに
外国人がたくさんいる団地だったら
違っていたのだろうか…。

彼のその後はどうなっていたのだろう？
学歴もなく
ヤンキー集団に入っていたとなると
彼を受け入れてくれるのは
やくざぐらいしかないようで不安なのだが。

まあそこで反社会集団を作ってしまうのが
彼らの残念なところなのだけど。