遠くから見守っていたい
昔は今のあたしぐらいの年になったら
演歌の良さがわかるような年齢だったらしい…
けど
今は白髪頭でバンドやってるような
元気なじいちゃんばあちゃんが
大先輩としていますからなあ…
ライブに行きたいのだけど
この年してどういうツラして行けばいいのだろ
子どもの付き添いで保護者としてきました…
とでもいえばいいのだろうか
と悩んでいたら
中学の子供がいる友人が
「最近の子はあんまりそういうの気にしないって。
親子で仲良くロックだろうがラップだろうが
K-POPだろうがV系だって
抵抗なくいくよ」
と言われた…
そういうもんだろうか。
ということは今の大人たちが
どんどん大人げなくなっていく
(昔はガキが聴いてはいけないような音楽や
怖くて行けないようなライブがたくさんあったもんだ)
ということなのだろうか?
お友達親子を気取って
親子で仲良くねえ…
ファンの交流サイトをのぞくと
「○×が好きな中学生です」
「○×ファンの大学生」と
書いてあると一気に引く…
あたしらの中高生の頃なんて
30才以上はモンスターみたいなものだったもん。
音楽に年はない
とは思う。
今の音楽だって結構いいのあるし。
今の音楽だけが最も洗練されていて
日々更新されて行くものでもないし
昔の音楽の方が
魂と精神があって
決して色あせない
なんて盲目的には思わない。
次々と出てくるものの中からも
きらりと光るようなものを持つ
そういう人は数は少ないけど
いつも時代にもいる。
あたしはそれに感動して心動かされるような心
失いたくない
とは思うけど。
でも正々堂々とファンとしてオーディエンスとして
いることには逡巡する
遠くから見守っていたい。