断罪する社会

elenapanda552008-07-26

直太朗さんの歌がめちゃ叩かれてるようですが
なんだか反応が大げさすぎる気がするのですか…

私この人のファンではないので
「超感動」という歌ではないと思いますが
自殺を考えてる人、鬱の人、死を考えている人の
つらさは描けているはずです

問題は自殺幇助だ、けしからんと断罪する方なのでは…
死にたいと訴える人に
「命を粗末にするな」「死ぬ気になれば人間なんだってできる」
と説教する勘違い野郎みたいなもんです

確かに自殺は悲惨です
自殺が周りの人にもたらす影響は本当に深刻です

生きているのがつらい、死にたい
相手のその辛さに寄り添うことが今の時代どれほどいるでしょうか

相手の話に耳を傾けるということは
すごいしんどいことです
特に鬱の人などは夜などになるとしんどくなる
夜中に知人から電話がかかってきて
「辛い…死にたい」と言われたら
普通こっちは参ってしまうはず…

具合が悪い時や眠い時に
たびたびこんなことをされたら
たまったもんじゃないですよね

けど悩む人孤独な人には
「くよくよすんなよ〜ぱーっと飲みにでも行こうぜ」
というより
じっと話を聞いてあげる
こういう寄り添い方が
必要なんだと思います

自己中心の人が増えた今
相手の心に同伴するゆとりや優しさもなく
ただ「自殺は悪い」と言っているのは無責任な断罪にも聞こえるのです

自分の周りの人間でふさぎこんでいたり悩んでいたり
暗くなったりしている人に気づき
声をかけたりするゆとりはあるのかな?