ゴースト団地と駅前高層マンション群

elenapanda552008-12-06

だいぶ自転車にも慣れてきたので
ちょっと遠出です。

拙宅の近くは非常に団地が多く
五キロぐらいの範囲で五つ近くある

そのうちの一つは団地の先駆けになった
由緒?ある団地

実に20年ぶりに行ってみました
学生時代はここを通って通学してたからね

取り壊されて新しくなっている区画と
40年以上の年月を刻まれた区画が混在して
なんだか異様

とくに古い区画は集会所などがぼろぼろで
ゴーストタウンっぽかった
でも建て替え区域も
人影が全然ない。
若い人が入っている形跡もない

近隣の団地はいずれもバスがないと
市外に出れないロケーションだけと
それも不人気の一つかも
この近隣は意外にも高齢化率が高いのだそう
確かに昭和30〜40年代に入居した人たちが
もうそれなりの年齢になっているのだけど

でもこの団地を造ったとき
誰がこんな高齢化社会を予想した?
入居している人もここを終の棲家とするって考えたのだろうか
年寄りが住むには
ちょっと暮らしずらい団地
もっとも住宅公団は
入居者はある程度の年になったら一戸建てに移ると見込んで
いたんではないか?
とするとそれは大誤算だったのだけど

そんなゴーストタウンを通りぬけて
久しぶりの某駅前に20年ぶりに到着
いやいやここも様変わりしてました…
というか駅前の商業地域が様変わり
みんな高層マンションになってる
それはまるで要塞のよう
おかげで「お店」は少なくなって
スーパーとかコンビニ、ファーストフードばっかり
逆にここは若い親子連れでにぎわってるけど

日本の都市計画、住宅政策ってなんなわけ?と考えてしまった