やっぱり愛のある神はいないってこと

elenapanda552009-03-08

昨日フジでやっていた「世界がもし100人の…」のシリーズ
重いな〜と思いながらつい見てしまったけど

この不況じゃ国際援助とか慈善活動や募金活動も
どんどん下火になっていくだろうなあ…

食べられなくて可哀想、貧しい国で可哀想
という平面的な見方でなくて
どの国の子も周りの子供たちは学校に行けている子もいた
ということに注目してみてほしい

ということは
ある意味日本以上に
セーフティーネットがないばかりに
生死を危うくするようなみじめさが待つ
本当の意味の格差社会なのだということ

そして虐殺によって両親を奪われた子供たちについては
政変によっていかに国民が
悲惨な生き方を強いられるのかということを
ぜひ理解してほしい

欧米列強は「暗黒大陸」アフリカは
「近代化」については植民地化しても
社会構造も産業構造もいじらず放置して
市場や資源開発だけ利用していったのだろうなあ…

私が最後に印象に残ったのが
親をゲリラに虐殺された孫たちを育てているおばあちゃんが
ダイヤモンド探しに行く幼い孫たちに
「ダイアモンドが見つかるように神様に祈ってるよ」
という言葉

でもごめんなさい…
神はいないんです

二日に一度しかご飯を食べられないような
こんな悲惨な一家ですら
神は救ってくれないんです

目の前でゲリラに両親を惨殺されて
心の傷を抱えて生きる少年をも
神は救ってくれないんです

神はいるのかもしれない
でもすべての人を愛する神なんていない
すべての人を救ってくれる神なんていない

エセ宗教家は
都合の悪いことはみんな「人間の悪の仕業」ってするけど
愛ある神なんていないんです