年を取るということ…?

elenapanda552009-04-28

昔古文の授業で習った話について書こうと思うのですが
文献が探したくて
いろいろ検索してみましたが
どうしても見つかりませんでした

貴族があるお寺(確か山科のお寺だったと思う)に参内したとき
境内に非常に年をとったおじいさんがよぼよぼと歩いているのを見て
「見ろあのお方を。きっと高僧に違いない。なんという神々しさだ」
と感嘆すると
もう一人の貴族が
「何言ってんだ。あれはただの年老いた乞食だ」という話
だったと記憶しているのだが…

確か解説では
「老人というだけでありがたがって見せる姿を笑った風刺」と
あったような気がするのですが

大昔は長生きしているだけで
これはもう尊敬の対象となったものなのでしょう
超高齢化社会の日本からは信じられない話ですが…

でも年を取るということは素晴らしいこと、のはず
良い年の取り方をとった場合だけど
宮沢りえさんが
「あの人、太陽にあんなに愛されてるのに、
どうしてあんなに肌綺麗なんだろう」っていう、
魔法なおばあちゃんになりたい―
ってCMで言ってますけど
そういう魅力的なあるいは徳のあるお年寄りか
お金のあるお金持ちしか今の時代もてはやしてくれないんでしょうかね