いじめるためにそばに置く

好き嫌いがはっきりしたB型なので
嫌いな人とはできるだけかかわらないように
さらに本当に嫌いな人とは同じ空間にいないように
してしまうタイプなのですが

世の中には
仲良い風に見せかけて…
というか
しょっちゅう行動はともにしているくせに
何かにつけていびったりけなしたり
罵倒したり屈辱を与えたり
という人間関係もあるみたい…だ

少し前の人生相談に
三人だけ女性の職場で
二人で寄ってたかって
ねちねちといじめ倒されながらも
なぜか食事に誘われたり休日も一緒に出かけたりするらしい
今度旅行に誘われているのでどうしたらいいかという相談

そりゃ針のむしろだわなあ〜
でも何で一緒にいて不愉快な思いをさせている相手と
職場以外でも付き合わないといかんのだ？という疑問も

「いやだ」と言えない人だからこそ
ターゲットになってしまうのか
いじめるためにそばに置いておきたい相手と
断れずに自らをいびりの場にさしだてしまう当人の
変な需要と供給関係が成り立ってしまうところに
B型人間の理解できない人間関係がある

時々いじめによる自殺などが報道される時
「いつも一緒にいていじめられているようには見えなかった」
という証言などもあるが
やはりこれに似た心理なのだろうか
相手にしてほしいからといじめっ子についていき
いじめっ子も最初から最後までいたぶるのでなく
時折は優しい言葉をかけたりして
“生かさぬように殺さぬように”てなづけていく

でもそうしたゆがんだ関係が
いじめられっ子が自分の受けたいじめに鈍感になっていき
自分のマイナスイメージをどんどん低めていき
自分から助けの声を上げられなくなっていく
まさに心理的泥沼なんだけど

いじめられる側だけに問題があるのでなく
学校だけでなく家庭・職場・ご近所そして最近はネット等でも
他人を中傷、誹謗したりするという行為には
ストレスなり家庭の事情なりの
いじめるご当人の心理的問題が反映しているのですけどね