「顔が利く」という勘違い

elenapanda552009-12-13

昨日のニュースの続きですが

なぜ某国の副主席は

ギリギリになってなんで「日本の天皇に会いたい」

と言い出したのか…?

という素朴な疑問。

某国に限らず

社会主義国ほど

党のご意向という何とも不確かなものに翻弄される

党の許可がなければ申請も許可も

出しても音沙汰なし

しかし袖の下さえあれば

党幹部の許可の紙切れ一枚がいただけ

話がすいすい進むって話を聞いたことがある。

某国の高級幹部もこんな社会主義的感覚で

「おれは日本の民主党に顔がきくんだぜ」ってひけらかしたかったのか?

でもこの「顔が利く」って感覚

何とも封建的でマチスム(ラテン社会で言う男性優位主義)的なやり方じゃない?

日本でも中高年の男性ほど

「なれなれしい」「厚かましい」「ずうずうしい」のを

「おれは誰とでも親しくする気さくな人間だ」

「おれは顔が広い。いろんなところに顔が利く」

と勘違いしている困ったおじさん・おじいさんは多い

こういう人たちは裏を返せば

「自分が特別扱いされないこと」に対して

駄々っ子のような反応をする幼稚さを持っている

でも実は陰でクレーマー扱いされているのを知らないんだろうね。

まあその意味では官僚たちの「前例がない」「規定がある」という方が

現代的で文明的なのかもしれないけど。

某国には「無理を通せば道理引っ込む」という言葉はないのかな?