貧しさを讃える愚か者
公立派遣村で
無断外泊・泥酔などで
退所処分を受けた人が
100人以上おるそうな…
一時保護施設の
お手伝いをしたときから思っていることなのだが…
やっぱりホームレスさんたちは
「保護を要するもの」として
役所さんから
施設を利用にやってくる
けど所詮お役人は
ホームレスに寝るところと食べ物を支給すれば
とりあえずのところ
「保護・支援」したと思っているところから
対象者とのずれがある気がする
まじめに正直にこつこつと働いていた小市民が
「不運」にもリストラなどの「不幸」に見舞われたら
ハローワーク紹介や生活保護申請や保護施設入所
というお役所が考える流れで
自立できるかもしれない。
けれどこういうところにお世話になる人は
「一筋縄じゃいかない」人も多いもんね
(全員がそうだとは言ってません)
NGOにいた時もそうだけど
日本人は何か
「貧しい人・困っている人」=「心清らかで素直でまじめ」
なんて幻想を抱いてしまうのかな〜?
お坊ちゃまの青年が海外に支援に出かけて
現地の人が
がめつくていい加減で不誠実だったのに
挫折して帰ってくることは多い
でもあたしは思うに
貧しい人ってのは本来そうなんだよ〜と思う
ダメだから貧しいんじゃなくて
貧困の中で日々打ちのめされていれば
浅ましく・意地汚く・いい加減で
嘘も方便ででかい口も叩いていないと
生きてられないってこと
それぐらい貧しさってのは
みじめで情けなくて哀しいこと
だから「幸いなるかな貧しい人」なんて
大ウソなんだよ