価格破壊と定価
最近美容院に行かず
1000円カットの店に行ってばかりである。
1000円カットになれてしまうと
逆に美容院で数千円のお金を
支払う気がしなくなってしまう。
それは100円ショップなどになれてしまうと
「定価」というものに
疑念を抱かざるを得なくなってしまうのと
似ている。
東南アジアなどのみやげやで
値切ろうとすると
「それでは職人に工賃が払えません」と
断られることがあった。
まあそもそも価格って
作った手間や材料からみて
きめられていたものなのである。
そこを付加価値や不当な利益
あるいはマージンなどがべとべととくっついてくるから
価格に対してみんなが不信感を抱いているような気がしてならない。
安い商品に消費者が流れてしまう
ということは結局自分の労働に正当な報酬が与えられない
とも思うのだが…