子どもは社会のもの

elenapanda552011-02-06

もうこの年になると
子どもを産むなんてことは
夢想だに思っていませんが。

あたいは膠原病もちなんで
妊娠・出産はリスクが高いんで…。

養子とか里子なんてのも
考えたりもした時もありましたが

でも意外と養子や里子の経験者(出身者?)
から話を聞くと
まだ「施設の方が居場所がある」
なんて声もあるんだよね。

昔母子生活支援施設を
「母子分離のためのワンステップ」とも位置付けている
考え方もあって
当時職員だったあたいは
ちょっと複雑な気持ちでした

反対に自立援助ホームにいた
児童養護施設にいた経験のある人は
「あんなところ二度と厄介になりたくない」と
語る人もいた

でも「血のつながった親以外のところで子供が育つ」
以外に子供の幸せがないなんて
ありえなくない?

すべての成人女性が
母性と育児能力を兼ね備えているわけじゃないんだ

まあ生物学的には
子孫を残す役割を果たせなかったあたいでも
何かできることはないかな…?
とも思ったりするけど

子どもを持っていない人でも
子どものいない夫婦や独身者でも
子育てに参画できることはないかなあ…
と模索してはみる。

ただ一つの大きな壁がある
ロリコンと幼児性愛者である。

一時保護施設の警備員が
入所者にわいせつ行為をしていた事件があったけど
以外とボランティアでも
「わいせつ目当てでボランティアに応募」ってやつ
多いらしい。
あたしの職場にも来たことあるんだ。

フリーターというその男性
すごい暗くて
「子どもがまだ下校していないので
それまでの間ドリルの採点を手伝ってください」
と頼んだらすごい嫌そうな顔してたの覚えてる

二回来たらもう来なくなって
一年ぐらいしたら
男の子を連れ回したって事件で新聞に乗ってた

こういう不届きな輩のせいで
「子育ては子どもがある人たちに限定」
という枠組みが出来上がり
結局がそれが子供たちを社会から締め出してしまう。
生物学に子供を妊娠させたり
妊娠できる身体を持っている人が
子育て能力を全員備えているか
(子どもも一緒に親も育つというけど
何年たっても親にはなれない大人は多い)
疑問だもの。