クレーム回避かい

接客業では
いわゆる「お客さんには待ち時間などは多めに案内しておく」
という暗黙の了解があります

「30分ぐらいかかります」と案内されて
実際のところ20分だったら
たいていの人は
「あ、よかったラッキー」と
むしろニコニコするというもの。

逆に「20分ぐらいかかります」といわれて
30分かかってしまったら
「20分って言ったじゃないか」と
年金老人やメタボな中高年オヤジはすぐきれて
クレームは必至。

チリの炭鉱の救出の時も
「クリスマスまで」と多めに予測して
発表しておいて
実際はもっと早かったから
大統領も非難を受けずにすんだ。

今度の停電や放射性物質の発表は
どうもこのやり方を踏襲している気がしてならない。

「停電するかもしれません」「念のために幼児には飲ませないで」
と神経質に用意周到に
前もって伝えておけば
あとから問題が起きた時に
まあクレームは回避できると思っているのだろうか

そもそも「原子力は絶対安全」って
危険性について
ほとんど触れようとしなかった
東京電力やマスコミが問題なような気がしてならないんだけどなあ〜