内在・偏在しない神

人からもらったお不動様のお守り

紙袋には

「此の大明王はその所居なし
ただ衆生の心想の中に住し給う」
と不動経のお言葉

お不動様は人々の心の中におられる。
つまり救いを求める人の心にもいらっしゃるので
すぐに救ってくださる。
ということなのらしいが…

あれ…どこかで聞いたな…
ブログで人気というお伊勢さんの方も
内在神について語っているけど。

ああ、思い出した
「あなた方のうちにおられる神」というのは
アーメン連中も言っていたことだった。
(ヨハネの手紙、ロマ書参考)

でも自分の敵におられる神を
どうして殺して平気でいられるの？　

そんなことを思っていたら
ユビキタスというのはラテン語の
「神はあまねく存在する」というのが語源というのを思い出した。

内在神と神の遍在と八百万の神は
実は微妙に違っている。
たくさんいる中で自分の近くにいてくれる神と
唯一だけど自分のところにもいると言い張る(？)神
(聖体論みたいだな)

天にもいると言い
自分の心の中にも聖櫃にもいるというのを
マジに信じていたのが
かつてのあたしだったけど
よくよく考えたって無理やりじゃん

もうどうでもいいや
あたしはすぐ願いをかなえてくれる方のほうがいいもの