毒を吐くか毒を消すか

elenapanda552011-08-19

時々書いている
職場のお局様と元ヤン。

周りにその悪意と陰険さで
常に毒を巻き散らしているのだが…。

それとは対照的に
変なところで情け深そうな
場面を見ることがある。

あまり感動的でないドラマで
「もぉ泣いちゃったわよ〜」とか

まあ完全な悪人もいなければ
完全な善人もいないってことやね。

子供みたいに
人のあいさつを無視したり
(あたしは人間としてどんなに嫌な相手でも挨拶はする)

一つのことを大げさに
ねちねちと騒ぎたてたりと
要は行動が極端すぎるのが
彼女たちの闇の深さなのだろうか…。

あたしは性善説性悪説も信じない。

カトリックにいた時に
偽善者信者たちの
性善説に辟易していたけど
かといって元ヤンたちの
偽悪ぶってる世界も
「あんたたちそのキャラ演じてて辛くない?
たまには楽になっていいんだよ」
と可哀想に思えることもある。

たまたまスヌーピーのイベントを見ていた時
作者・シュルツの言葉が目にとまった。

幸せは暖かい仔犬(Happines is a warm puppy)
という絵本があるけど
これをジョンレノンが
幸せは暖かい銃(Happiness is a warm gun)
と揶揄した曲を当時作った。
けどそのジョンが
のちに「imagine」とか「happy christmas」作ってんだから
滑稽と言えば滑稽。

毒を吐いているばかりでは疲れるってか。
逆に善人ぶって毒を隠し続けるのも体に辛い。
まあでも毒を消して行ける存在の方がまだいいかな。

チャールズ・シュルツの方が
超然としていて
大人だったんだろう。

“Little moments you remember when you stop and think back over your life”
(ささやかな瞬間−あなたが立ち止まったり、人生を振り返った時に思い出すもの。)

“It won`t change the world, but we hope it will make things little more pieasant for us survivors”
(それは世界を変えはしない、でも、生きて行く私達にとって物事がもう少し心地よいものになることを願って。)