作られる患者
普通職場で飲み会等があると
会費○×円ねぇ〜
と回覧が回ってくるものだが
今の職場では一円たりとも出したことがない。
なぜなら製薬会社の人が全部持ってくれるから。
まあ持ちつ持たれつの
病院と製薬会社なのだが。
患者としてはなんだか複雑な気持ち。
ここ数年製薬会社のCMが増えてきたけど
あからさまに「痛み止めには○×」「高血圧には○×」なんて
宣伝の仕方はしない。
動脈硬化や高血圧、不眠、生活習慣病、心筋梗塞などといった
病気の症状がありませんか?
心配ならまずお医者さんにご相談を…
みたいな訴え方の宣伝。
重篤になる前に
医師の診断をすれば
医療費の軽減になる…というスタンスらしいが
果たしてそれが年々増大する医療費の軽減につながるのか?
むしろ無用な神経質な患者の受診を増やして
医療費の増加や待ち時間の増加、医師の過労を増やすことにならないか?
特に気になるのが
精神疾患系の病気
以前報道でも聞いたことがあるけど
安易な診断で
向精神薬の処方が増えてしまい
その弊害が問題になっているらしい。
不眠…いらいら…ウツウツ
なんてぇのは普通の社会生活の中では
起こりがちなものだし。
それがあっさり
「眠れないの〜じゃあ眠剤出しとくね〜」
といってデパスとかハルシオン出されてもね。
むしろ製薬会社によって
患者を作っていないか?