調べぬは一生の恥
これだけの情報社会なのに
調べるということをおっくうがる人が多いのはなぜだろう?
聞くは一時の恥
聞かぬは一生の恥というけど
調べないのも一生の恥ではないか?
他人の手を煩わせて
他人の面倒になって
楽して人に聞こうという
ぐうたらが多い
特に高齢者に。
電話すれば何でも教えてくれると思っている
その安直な根性がなあ…
携帯が普及しただけに
電話でぐたぐたと「二三日前から足が痛くて…」
みたいな聴きもしない問診をしようとする
で、こういう人に限って
自分の状況説明が下手(簡潔に説明できない)
「あたし○×町の山田ですけど(町名だけじゃ特定できないって)
…え〜ちよっとうちの親類で不幸があってね…
しばらくでかけてて
東京に戻ってくるのが遅くなっちゃったんですよ…
それで電車で何時間も揺られたもんだから腰が痛くなってね
いろいろ湿布張ったり
近所に知り合いの人がやってる接骨院もあるから
いってみようかと思ったけど
お休みでやってないっていうから
おたくに行きたいと思うんだけど
孫の幼稚園の迎えも行かなきゃいけないから
午後は無理かもしれないけど…
いつ行ったらいいのかしら」
って結局は
「受付の時間を知りたい」だけやん!!
最後まで忍耐してきいている人の身にもなってほしい
電話に出なきゃいけないので
会計や受け付けを待っている人を待たせてである。
自分で調べるという手間を惜しむと
どんどん人は空気が読めない自己中心度が増すのではないかと
これから先の高齢化社会が不安である。