一万円あったら…

「一万円あったらどうする？」
と聞いても
みんな「とりあえず貯める」なんだろうな

ぱーっと飲みに行くか
旅行でも行こうかな
欲しかった服やバッグ
なんて思わないもんね

節約志向の根底には
年金への不安があるのに政治家は気づかないのかなあ…

「スウェーデンは社会保障の充実した国と言うイメージがあります。ところが、それは、非常に高い税金によって支えられています。

スウェーデン人の平均月収は、１万クローネから３万クローネぐらい（現在１クローネ１４円程度）。医者で３万クローネということですから、ボーナスのないことを考えると、日本に比べ高収入とは言えません。税率は、日本と同じ累進課税。１万クローネぐらいの月収の人は、約３３パーセントの税金がかかります。

税金は、あらゆる物にかかります。スーパーで買い物すると、内税で１２パーセントが税金です。品物によっては２５パーセントも税金がかかります。日本の５パーセントの消費税が、安く感じられますね。お酒などの嗜好品に関しては、さらに高い税金が。(略)

驚いたのは、不労所得にかかる税金の高さ。例えば、我が家は、家賃を会社が払ってくれています。それにかかる税金は、なんと１００パーセント。つまり、会社は、定価の倍の出費になるわけです。それなら、自分で払うから、給料をあげてくれぇ。と言いたくなりますね。

スウェーデン人でも「クレージー」という高額税金なのですが、そのおかげで、老後、安心して暮らせるために、個人の貯蓄高は驚くほど少ないのが現状です。

働かなくても、平均月に５千クローネ程度は、手当てが受けられるために、移民の中には、一度も職につかないまま、手当てだけで何年も生活している人もいます。人によっては、失業していたほうが、収入が多いと言うケースもあり、社会福祉の複雑さを感じてしまいます。

国があてにならないから、貯蓄にはしらざるを得ない日本とどっちがいいでしょうね。」
『スウェーデン報』 より転載

いいなあ、私もスウェーデン人と結婚したい(笑)
異国の地に骨をうずめてもいいもん…
定額給付金なんていうより年金制度をすぐさま整えた方がいいんじゃないの？