形だけでも改悛の情を示せない人はダメなんじゃない?

elenapanda552009-06-05

最近裁判で係争中の被告から
マスコミや知人にあてた手紙がよく紹介されていますが
光市事件や闇サイト殺人事件の犯人しかり
鈴香さんしかり荒川沖の事件の彼しかり…

映画の「手紙」にあるような
お詫びの手紙でないことで却って
マスコミの格好の批判材料にされてしまっているようですね

でも表面的であっても
「申し訳ありませんでした」という
いわゆる「改悛の情」を示せないのは何なんだろう?
無罪を主張するためなのか?
「お詫び」をすることで刑が軽くなるとか
裁判で有利になるということはないのか?

日テレのドラマ「アイシテル」で気になっているのが
加害者の母親が「私のせいで子供がこんなことになった」と
反省する展開なのだが
そもそも大事なのはたとえ10才であっても加害者の子供に
「自分が殺した人には家族がいて
友人がいて生活があり、夢や未来があり
自分がそれを破壊して多くの人を苦しませている」
と気付かせることのような気がしてならないのだが

法務省や弁護士や検察は
加害者に「罪の意識」「償い」を考えさせるということについては
あまり関心がないのだろうか…?

更生施設にかかわったことがあり
少年院や保護観察所、裁判所にも行ったことがあるのですが
確かに事務的なことが主で
措置とか処遇ということが主眼だった気がする…

そもそも更生って悔悛から始まるような気がしてならないのですが