メディアが愛したプリンス

朝テレビをつけていたら
なになにっ？マイケルが…？

私ファンではありませんけど
中高生のときは洋楽の番組で彼が出ないことなかったしなあ…
清志郎ちゃんのときと同じく
「一つの時代が終わった…」という感慨が。

夜まで特番で小倉さんが相変わらず「おれがおれが」でしたけど
次々流れてくる懐かしいプロモを見ながら
思うのが

イメージばかりが先走りしていて
本当のファンの思いが伝わって来ない感じ

確かに熱烈なファンだった人を何人か知っていますが
本当のファンはマスコミは取り上げないのですね

蛇足ですが「何度レコードが擦り切れたか分からない」ほど聞いた
と某関西地方の知事はコメントしてましたけど
レコードってそんな簡単にすりきれないですよ!

知り合いがスプリングスティーンの「信者」で
「何百回も聞いてカセットテープの音がつぶれてもうた」と豪語していたけど
レコードはそれ以上にすりきれない…
というかあの当時私たちはわざわざ大事なレコードを
摩耗させるようなことはせず
カセットにダビングして聞いてたもんですけどね!

80年代ドラマやバラエティを見ていると
全然話に関係なく
いきなり主人公がお化けの格好をしたダンサーと踊りだす…
という展開がほんとに多かった
なんでここで「スリラー」やねん？と子供心に思いましたが

彼を支えたファンの声より
メディアで浮かび上がったイメージばかり
「レジェンド」として成り立ってしまう
メディアが愛したプリンスは
メディアが作り上げた虚像とともに去ってしまうのかなあ