凝った名前を付ける親は虐待しやすい?

elenapanda552010-04-29

たまたま読んでいたHPに

こんな記事があった

「凝った名前を付ける親は児童虐待しやすい」と。

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0904/24/news032_2.html

「また盛岡市で20日開かれた児童虐待問題特別研修会で、大阪大学の西沢哲・助教授(大学院人間科学研究科)が保健師ら約百三十人を前に講演し、ユニークな持論を披露した。

 西沢助教授は、セラピストとしての豊富な実務経験を基に講演した。その中で、西沢助教授は「凝った名前には、子どもを支配したいという気持ちが出ている」と指摘し、子育てがうまくいかないと、怒りが子どもに向けられがちな背景を説明。さらに「凝った名前に横やりを入れる人が周囲におらず、虐待のストッパー(歯止め役)がいないことの現れ」などと実例を交えながら説明した。また、西沢助教授は「最近は、まるで暴走族のチーム名のような当て字の名も多いが、名付けという行為1つにも家庭の様子が見て取れる」と話した。

 少し暴論の気もするが、一理はある。子どもの未来に託すことは、社会性よりも個性。「自分らしく生きて欲しい」という想いが、「読めない名前」の源泉。「自分らしく生きて欲しい」の裏側には、「自分らしく生きることができなかった自分」「自分らしく生きることを許さなかった親への反発」がある。だから、子育てがうまく行かなかった時、歯止めがない。ストレスが、その名を付けた我が子に向かう。」

あたいが児童福祉施設や一時保護施設で薄々感じていたことを

やっぱり思っていた人がいたのですねえ。

ほんまにそうなのです。

やっぱり普通の名前を付ける親というのは

子どもに対する姿勢からして違う

子どもをよく「見て」「観察して」

ペットではなく「一人」の「発達途上の過程にある」存在として「根気よく」扱うことができる。

つまり

自分自身や恋人同士で抱えている問題を

紛らわすために

妊娠・出産・子育てというイベントに

掏り替える欺瞞をしていないから。

(これは残念ながら「できちゃった婚」カップルに多い。

避妊や将来設計の経済観念が話し合われていないパートナー同士で

同棲・結婚という実際の「生活」に踏み込んでしまうから)

西沢教授は児童虐待の研究で有名な方だけど

現場にいる人は違うのねえ…。