冷血な女でしょうか
ようやく「八日目の蝉」を読了
だいぶ予約で待たされた本ではあるが
結構評判高い本
(映画より原作本の方がよかったとも聞いた)なのだが
なんでだろう…
期待していたものが…ない
私が感動できなくなったのか…?
まあいろいろ読みながら思うところはあった。
主人公のような女性が子どもに恵まれず
誘拐された子の母親のような
家事能力も母性もない女性が二人も子どもを産むなんて
子どもは神からの授かりなんてものだなんて
絶対あり得ない。
私が福祉施設に勤めていた時思ってた
疑問そのもの。
ついつい思ったのが
誘拐された女の子が
不義の子を産もうと決心する時
「私はあんな母親とは違う家庭を築く」と
決意するのだが…
でも…私が見てきた限り
子どもは見てきた家庭をつい模倣しがち…
果たしてどんな困難・不遇にあっても
この決意を守れるもんだかということ。
やっぱりあたしちょっと冷めた目で見る女になったのかなあ